自伝作り方ブログ

自伝や自分史の作り方

山の辺書房から、新刊電子書籍のご案内に際し一言

常識を超越しろ!: gyatukoe ga zinsei o hiraku (自分史)
常識を超越しろ!: gyatukoe ga zinsei o hiraku (自分史)
著者:よしいふみと
出版社:山の辺書房
発売日:2015-10-10
カテゴリー:Kindle本

●タイムマシン
 タイムマシンで1940年代の世界にワープした気分だ!
我が国のみならず地球規模で激変する自然現象及び人心の荒廃は、あたかもタイムマシンで1940年代に時空を越えワープしたような感である。
「歴史は繰り返す」と言われるが全くその通りだ。成層圏から地球全体を見渡せば一目瞭然である。21世紀にふさわしくない戦争兵器の誇らしげなパレードが各地で行われ、又或る処では兵隊が腰を震わせて機関銃を撃ちまくっている姿。昔の記録映画で観たモノクロ映像が、新型のプラズマテレビに映し出されている。
「あゝ、俺は今タイムマシンに乗って過去の忌まわしい世界を観ているのだ」
私のみならず、多くの方がそんな思いをしているのではないか?。


●近い将来、選挙権が18才となる!
 選挙権が18才になれば、若い感性が期待できる。何が善で何が悪か…汚れのない若い感覚がどのように現在社会に反映されるか?大いに期待するところだ。全ての人々が連鎖している今の社会構造。善の連鎖なら大歓迎だが、悲しいかな現実は違っている。我欲の連鎖が当たり前のように半ば慣例として存在している感が否めない。物質文明が発達した反面、精神世界の「個」が減衰している。


●ソクラテスの哲学
 今こそ、ソクラテスの提唱した「人間の哲学」が必要ではないか?「自己の魂を浄化」この哲学論によって霊魂すなわち精神世界を向上させ、その純なる魂によって社会・国家を改革へと導く。現在の混沌とした社会の浄化には、個々人の精神向上が急務である。
 巷では、「俺の哲学はこうだ」などと言う人が居る。果たして哲学の本義を理解しているのかはなはだ疑問である。哲学つまり、philosophia(フィロソフィー)とは「知恵を愛求する精神行動」である。


●選挙権を得る青年諸君に提言。自己を磨き、本当の哲学を実行して頂きたい。昨日より今日、今日より明日へと日々進化する思考及び行動、これが哲学である。
 一つ簡単な例を示すと、悪の連鎖を駆使して金にまみれた候補を選ぶか、はたまた、青島氏の如く、無一文で立候補する人を選ぶか。選別眼が要求される。


●先刻、東の国で行われた多数決原理?を行使し成立を成し遂げた悪夢のような一場面が今も夢に出てくる。何という醜態場面だ。今後二度と起こしてはならない。そのためには、彼の軍団を選別できる確かな眼力が必要だ。つまりは、個々人が魂を磨く事の一言に尽きる。これからは、そういう時代なのだ。主権在民の健闘を祈ろう。


■新刊本のコメント
「一億総白痴化」とは大宅壮一氏の名言だ。
 これは、昭和30年代後半各家庭にテレビが普及した頃、只観るだけの映像によって人間本来の想像力が失われることを示唆していた。
 果たして現在はどうか?大宅氏の予言通り、短絡的・刹那的な思考回路に陥り、イメージ力が減衰。人間が人間でなくなりつつある。
 高度成長期の国民は金儲けのみに走り、大切な精神世界の成長を疎かにしてしまった。体罰の程度を知らない教師・国の内外を問わずバランスのとれない先達が闊歩する世の中になってしまった。想像を絶する事件が続出している。
 なかでも若人の自殺は看過できない。これが現実だ。



■新刊本のあらすじ  (原本:ど根性・中岸おさむ土方半生記)
 この本は実話である。青少年諸君にも読み易いように工夫した。
学校は絶対だ!などの一般常識にとらわれず個性的に生きることがいかに大切かを主人公が語りかけている。
 主人公、おさむ少年は、赤貧家庭に生まれ、今では想像できないような苦難を黙々と乗り越えている。いじめあり・無視あり・登校拒否あり・盗みありの生活。そんななかで彼は何を掴んだのか?
 延べ三か月の密着取材・克明な心理描を心がけながら執筆脱稿まで五か月を要した。相応の効果があったと思う。
「生きる力をもらった」「どん底にいても悲観しなくなった」「今後の人生に役立てたい」など、多数の方からご感想を頂いている。自分史作家として幸甚である。
 現在、主人公は特別養護老人ホームの会長であり、過去、地方議員も歴任。地元の土木事業並びに町政に現役で貢献している。                                                                          よしいふみと

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